「質」契約　　（お預かり）　　～　ご存知ですか？　安心･便利な質契約　～

「質」契約とは、
　お品物（質草）を質屋に預けて（質入れ）、その査定額の範囲内の金額を借りる契約です。
　質屋側からは、お品物（質草）を担保にご融資をさせていただく契約になります。

●期日内（通常３ヶ月）に、質入額（元金）と質料（お利息と保管・管理料の合計の質屋の頂戴する手数料のようなものです）をお支払いいただき、お品物をお戻しいただけます

●また、質料をご用意いただけないと判断された場合や・お品物が不要になってしまった場合や・質料をお支払いされるのがもったいなく感じられた場合などは、お品物を手放されることにより、返済義務はなくなります。（お客様としては３ヶ月前に質入額で売却したような状態になります）（いわゆる「質流れ」）。

●また、経過期間分の質料をお支払いいただくことにより、期限を延長することもできます。

< 質契約のポイント(借金をする場合との違い)>

通常の借金と異なり、
①無担保ではない為（だからこそ安心なのですが）、そもそもお品物が必要ですし、
②保管手数コスト・相場下落リスクなどがあるため、質料（質利または単に保管料・単に利息と表現されるお店もあるかと思います）という質屋独特の利用料はかかってしまいます。
（高級品の有人の保管料と考えると安く思われると思いますが、利息と考えると絶対にお金を返済しなければいけないとお考えになる方からは高く感じられるのかもしれません。）
一方で、
①返済義務が残らないので取立て等がないこと（査定額が絶対なので、仮に相場の下落等で流質品の販売額が質入額にみたなくても、もちろん差額の請求などはありません。）や、
②所得調査がないこと（お品物の査定によるご融資なので、年収・他の借入金の有無・お勤め先などの通常の借金をする際の調査がありません。）により、
とても安心・便利な 契約形態なので、ぜひ融通手段のお一つとしてご検討下さい。

例えば、（プラチナ相場の暴落は記憶に新しいですが、）５万円で質入したPtネックレスが相場の下落で、質流れ後に転売した際に4万円にしかならなかったとしても、残額１万円と利息を請求されたりはしません。

② 身分証の「ご提示のみ」して下さい。
簡単なご提示のみです。コピーをとらせていただくのは査定が折り合った場合のみですのでご安心下さい。

③ ご希望の質入額がある場合にはおっしゃって下さい。
お待たせ時間を多少減らすことができます（簡単な上限査定のご案内はできるかと思います）。

④ お品物を拝見して質入上限金額を決定いたします（鑑定・査定）。
お査定中は、併設の販売店を御覧になったり、ﾃﾚﾋﾞ・雑誌等を御覧になってお待ち下さい。
基本的には店内立会いをお願いしておりますが、点数が多い際の外出時のみお預かり証をお渡しします。

⑤ 査定内容のご説明により、質契約成否・質入額の決定をして下さい。
予定額にみたず、査定のみになった場合に査定料はちょうだいしておりませんので、ご安心下さい。※

⑥ 身分証明書をコピーさせていただきます。
個人情報のお取り扱いについては、警察の犯罪捜査・コピー品の場合にブランドホルダーから取引開示を求められた場合をのぞいては、当店の顧客管理以外には利用いたしませんので、ご安心下さい。
印鑑（ない場合は拇印で大丈夫ですのでご安心下さい）の捺印をしていただきます。

⑦ 契約内容（期限・質料等）のご説明と、質札・現金をお渡しいたします。
質札とは、ご本人様用のお預かりカードのようなもので、契約日・金額・期日・質料等の記載をいたします。

⑧ 質蔵（耐震・耐火・防犯・除湿設備）にて厳重に保管させていただきます。
（一部お品物の不可避の経年変化はございますので、ご了承下さい。）

⑨－１．期限までに質入額と質料をお持ちになって受戻しにいらして下さい。

●質札をお持ちの方の場合、簡単な御本人様確認（落し物質札による受け出しを防ぐ為に簡単なご質問する場合があるだけです）でお出しになれます。
●質札を紛失されてしまった場合でも、契約時に控えさせていただいた身分証明書をお持ちいただければ、サイン等で少し手続きが必要ですが、お出しできますのでご安心下さい。
●ご本人様以外の方が代理で受け戻される場合には、質札（お預かりカード）をお持ちになるだけではなく、質札裏面の委任欄の記入（契約者ご本人の自署が必要）と、代理の方の身分証が必要となります。

★もちろん、元金（質入額）を減らすこともできます。全額のご用意はされなくても、経過分の質料に加えて、元金（質入額）を減らしたい金額をお持ち下さい。その場合には、旧質契約の受け出しと・金額の減った新しい質契約という形になります。複数点ある場合には、減額部分に相当するお品物はお渡しできます。

⑨－２．また、経過期間の質料を頂戴することで期日のご延長もできます。
（ご延長の場合は、延長時の経過期間分の質料をご用意下さい。長期になった場合の質料ｻｰﾋﾞｽ書替えができないため、３ヶ月期間満了時の１・２ヶ月分の質料での延長は原則的にはお断りしております。）

⑨－３．質流れとなる場合には、お客様からのご連絡は必要ありません。
お品物の所有権が質屋に移り、返済義務はなくなります（相殺）のでご安心下さい。お客様としては、３ヶ月前に質入額で売却したような状態になるだけです。
★昔と違い、現在は期日のご連絡は一律しておりませんので、期日をお忘れにならないよう、お気をつけ下さい。

㈱谷川商店（屋号「谷川質店」）

東京都公安委員会許可 第6625(7500)号「質屋」 第6594(7404)号「古物商」

〒190-0023　東京都立川市柴崎町3-6-28　電話042-522-2780　http://78tani.co.jp

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